従業員満足度調査

調査は目的達成のための手段

調査は目的達成のための手段

ES調査やCS調査を行うと、その結果が非常に気になってしまうものです。どのように評価されているのかが気になるのは当然のことです。

 

しかし、その結果を気にすることは大切なことですが、そこで終わってしまっては本来の目的を達成しているとは言えません。

 

 

調査を実施する担当者にすれば、期限内に無事に調査を完了させ、その結果を報告としてまとめるところまでかもしれませんが、何のためにそもそも調査を行ったのかということを忘れてはいけません。

 

 

時々、調査をすること自体が目的になってしまっているような場合があります。調査結果を見て、良かった悪かったという反省までで終わってしまっているのです。

 

 

前にも例として挙げましたが、健康診断の場合でもう一度考えてみてください。

 

健康診断を受けた結果が戻ってきます。今回の結果は血糖値が少し高くなっていたとか、コレステロール値が少し高くなっていたというように、結果を見て反省は誰もがします。もし気をつけていた数値が改善されていれば、嬉しくなることでしょう。

 

 

確かに健康診断の結果を見て反省をすることはありますが、ではその先の対策までしている人は実際にどれくらいいるでしょうか?

 

その数値を真剣に受け止め、改善ための具体的なアクションをとっている人は、かなり数値が悪く医師に警告されるようなレベルになっている人です。多くの人は血糖値やコレステロールが多少高くても、反省し気にはしても、具体的な対策まではあまり行っていないのが普通です。

 

なぜなら、一般的に健康診断は自分から費用を出して、心配になって受けたものではなく、会社で定期的に受けることが義務付けられていることで、健康診断を受けるということ自体が目的になってしまっているからです。

 

もし、これが何かの病気で自ら検査を受けに行っていれば、検査の数値だけでなく、その先の治療の方にもっと意識がいくはずです。

 

 

今の状況が特に気にするようなレベルでなければ、診断を受け、その結果を見て反省する程度でもそんなに大きな問題にはなりません。しかし、病状が悪ければ検査の結果ではなく、具体的にどう治療していくかというアクションの方が重要です。

 

 

ES調査でも同じように、会社や組織に何らかの問題を抱えている方は、調査結果を真剣に受け止め、そのためのアクションプランを立て実行されますが、現状でさほど問題がなければ、その先のアクションまで進まないというところも中にはあります。

 

 

検査(調査)することが最終目的になってしまわないように気をつけなくてはいけません。

 

 

たとえ病状がひどくても、あまりひどくなくても、そのための対策は具体的なアクションとしてとっていく必要があります。

 

病気の場合であれば、重病なら病院で治療を受けなくてはいけません。また数値が少し気になる程度でも、運動をして食生活を改善するというようなアクションは、その対策として必要です。

 

 

結果を見ているだけでは、何かが改善されるわけではありません。

 

結果を見た後に、何らかの対策というアクションを起こさなければ、次回までに良くなっていることはあまり期待できません。

 

ES調査は現状把握のためだけでなく、次のアクションへつなげるための手段として行ってください。くれぐれも調査することが最終目的で、そこで終わってしまわないようにしましょう。


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