従業員満足度調査

従業員アンケートに対する先入観

従業員アンケートに対する先入観

アンケート調査は至る所で行われていて、今までアンケートに回答した経験は誰でもあるでしょう。商品と一緒に入っているアンケートに記入したり、懸賞に応募するためにアンケートに記入したりと、いろんなところでアンケートに回答することがあると思います。

 

一方、アンケートを行っている企業にとっては、新製品やサービスの開発、改善のためにアンケート結果を役立てるというのが目的です。ですからアンケートに書き込まれた評価や声というのは、企業のマーケティング活動においても非常に重要なもので、できるだけ多くの人の意見を聞いて役立てたいというのが、実施している担当者の意見だと思います。

 

 

しかし、このような自分たちの営業活動や商品開発のために役立つ声というのは歓迎されるのですが、逆に自分たちが評価をされるということになると、その心理は逆転してしまいます。

 

 

一般的な意見や評価は歓迎するけれど、自分に対しての意見や評価は素直に大歓迎とはいかないのが一般的な人の心理です。

 

いくら自分のために役立つ声だと分かっていても、実際にその意見を聞くとなると、少なからず抵抗はあるものです。特に、自信があまりないような場合であれば尚更、できれば聞きたくないというのがその本音でしょう。

 

 

つまり評価の対象が個人的なものなのか、それとも組織や製品など特定の個人に直接つながるイメージがあまりないのかによって、その受け入れ方に違いが出てきます。

 

 

そのためES調査もそうですが、顧客満足度(CS)調査でも同じような現象が起きます。調査を行おうとすると、一部の人たちからあまり歓迎しない声が挙がってくることです。

 

誰でも自分が余り良くない評価をされるのは気持ちがよいものではありません。

 

改善のために役立つと分かっていても、なかなか受け入れられないこともあります。

 

そのため一部にESやCSの調査を行うことに積極的ではない人たちが出てくることになってしまいます。よくある場合として、CS調査であれば直接お客さんと接している営業部門、ES調査であれば上司という立場にある管理職の人達からこのような声が挙がってきます。

 

 

しかし、全ての会社、組織、人がそうであるわけではありません。既にこのようなESやCSの調査を定期的に行うことが当たり前になり、その結果を改善のために役立てることが根付いている会社もあります。

 

 

その違いをもたらす要因はいくつかありますが、一つに挙げられるのは、『結果を個人的な評価としてとらえるか、それとも全体を改善していくための材料としてとらえるか』という結果のとらえ方にあります。

 

 

評価だととらえれば、日本人の場合は多くの人が悪いイメージを連想します。しかし改善のための手がかりになると考えれば、逆に役立つものととらえます。

 

 

つまり、このような調査に対してどのような先入観を持っているかによって、その反応は違ってきてしまうのです。

 

 

実際に調査を行うと、最初は抵抗があったけれども、その結果のとらえ方次第で、逆に意識が変わることはよくあります。

 

誰もが始めて行うことには不安や抵抗がありますが、実際に一度でも経験して、それが自分の役に立つと分かれば、歓迎するものに変わっていきます。

 

 

個人的な評価につながるのではというES調査に対する先入観は、一般的に多くの会社で持たれています。しかし、その先入観を取り除き、適切なやり方で調査を行い、そしてその後の対応をしっかりとしていけば、従業員の人たちの反応も行う前と後では随分と変わってきます。

 

そのためにも、ES調査は適切なやり方をしていくことが大切になってくるのです。


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