従業員満足度調査

従業員満足度調査は会社の健康診断

従業員満足度調査は会社の健康診断

先日受けた健康診断の結果が戻ってきました。気になっていたメタボ関連の数値も問題なく、まずは一安心といった結果でした。

 

多くの人が私と同じように定期的に健康診断を受けて、その結果について一喜一憂していることでしょう。年齢を重ねていくほど、一つ一つの数値に対する関心も高くなってきて、その検査結果次第でタバコやお酒を控える人もいます。会社でも若手の社員より管理職の人たちの方が健康診断に関しては意識が高いのが一般的です。

 

 

このように私たち自身の健康については、健康診断という検査によって定期的に問題がないかをチェックしています。同じように車や工場の機械についても、車検や定期メンテナンスで問題がないかをチェックし、問題が起きないように事前に修理をしているはずです。

 

 

では、会社や組織についてはどうでしょうか?

 

 

何十年の歴史のある会社であっても、まだ立ち上げたばかりの会社であろうが、どんな会社にも必ず問題は起きます。しかし、その問題を事前に察知して防ぎ、どう対処していくかという点では、会社によって違いが出てきます。

 

 

まず、『問題を早く察知する』という点での違いがあります。
そして、『問題を正確に把握する』ということでも違ってきます。
更に、『問題に最も適切な対処法を施す』という違いも出てきます。

 

 

健康診断のことを振り返ってみてください。

 

もし定期的に健康診断を受けていなければ、病気の兆候が分かるでしょうか。

 

もちろん体調が優れないという感覚であれば、誰もが感じることはできます。しかし、熱が何度ある、血圧が上がっている、血糖値が高くなっている、胃にポリープができている・・・、といった具体的なことは実際の検査結果の数値やレントゲンなどを見ない限り分かりません。

 

具合がよくないという感覚だけでは、血糖値がいくらになっているとか、胃にポリープができているということまでは分かりませんし、薬を飲んでいるだけでも大丈夫なのか、直ぐに手術が必要なのかまでは、具合が悪いという自分の感覚だけでは判断できません。

 

 

また、その治療をする医師にとっても、正確な検査結果なしに適切な治療をすることはできません。その病気の重症度が高ければ、より正確な症状や検査結果がなければ治療することは難しくなってしまいます。風邪で熱が出たという程度であれば、薬を処方して済むかもしれませんが、胃に腫瘍があるとなるとそう簡単ではありません。どんな薬を投与するのか、手術が必要なのか、検査の結果を基に処置方法を決めなくてはいけません。

 

 

私たちの身体と同じで、会社や組織も具合が悪くなるということが起きます。いくら気をつけて予防していたとしても、問題が起きる時には起きてしまいます。

 

 

しかし大抵は身体の治療と違って、検査なしに処置をしようとしています。問題が大きくなって初めて気がつき、その対処をしているのが大半です。

 

そんなときに悠長に検査をしてから問題解決に当たっている時間はないのが普通です。一刻も早く問題を処理しなければいけない、つまり起きたときにその都度、対処をするしかないというのが現状なのです。

 

 

でも定期的に検査をしていれば、事態は変わっていたかもしれません。

 

 

もし、いま健康診断を毎年受けている人が、来年から検査を受けられなくなれば、自分の健康状態が気になり不安になるでしょう。しかし、これからも年に一回健康診断を受けているだけで、とりあえず安心できるはずです。

 

去年に比べて悪くなっている数値があれば、たとえそのとき具合が悪くなくても注意するでしょう。糖尿病になっていなくても、血糖値が去年に比べて高くなっていれば、お酒の量を少なくし、運動を始めるなどの対策をすることができます。

 

 

このように検査をするということは、起きたことにどう対処するかということ以外に、起きる前にいかに予防し、その兆候をいかに早く察知するかということも役割として大きいのです。

 

ES調査も会社の健康診断だと考えて定期的に行うことが、予防と問題の早期発見に役立つはずです。


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